解剖学アドバイザー 布施 佳子

理学療法士・日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー

国立療養所犀潟病院付属リハビリテーション学院理学療法学科卒業後、上尾中央総合病院(埼玉)や堀江病院(群馬)リハビリテーション科にて理学療法業務を行う。その一方で、バレーボールやスキー、新体操、サッカーチームでトレーナー活動を行う。21年日本体育協会(現:日本スポーツ協会)公認アスレティックトレーナーの資格を取得後、平成21年からプロサッカーのトレーナーに就任。現在は、ケガの予防・健康増進を目的にパーソナルトレーナーとして活動(カラダサポート:群馬県桐生市)。平井さんと私の関係は「選手&トレーナー」から始まりました。平井さんが膝をケガした際は、理学療法士として手術前・後のリハビリテーションを実施し、競技復帰した後もトレーナーとしてケアを行いました。

平井さんが皆さんへ行う講義は、平井さん自身の選手・患者としての体験が非常に生かされていると思います。

セラピストとして必要なことは、クライアントとの信頼関係です。クライアントの訴えに耳を傾け、現状を理解することが信頼関係を築く第一歩です。筋肉以外に、骨や関節といった解剖学や、ケガや病気といった疾病の知識を持っていると、クライアントは安心感を抱き良い信頼関係を築くことが出来るでしょう。

解剖学や疾病などは全てを勉強しようとすると膨大な量になってしまうため、ここではその一部を簡潔に載せました。是非トリートメントを行う際の参考にしていただければと思います。